職員会議について
こんにちは
みなさんは職員会議についてどんなことを普段考えていますか?
長いなとか、眠いなとか、意味ないなとか。。
そんな後ろ向きな内容が多いのではないでしょうか?
はっきり言って自分が参加したことのある職員会議は、会議としてのレベルが低すぎます。
とは言え、私自身も実際の職場の職員会議を劇的に変化させることはできていません。
しかし、こうしたいという思いは持っていますし、私が司会をすれば必ず勤務時間内で終わるという自信もあります!
さて、職員会議がダメダメな理由はいくつかあります。
①読めば分かることなのに資料を全部読み上げる
これは非常に多いです。教師は話すのが人が多いからね、なんて言う人がいますが、これは違います。
『話してるのではなく読んでいる』のです。
とにかくもっともやめて欲しい会議のパターンです。
②要項を分かりやすく作り変えない
これも多いですね。仮に、元のデータが優れているものならば、わざわざ一からやり直しするのは愚の骨頂。無駄の一言です。
しかし、中には要領を得ない資料があります。それを毎年そのまんま提出する人の多いこと多いこと。
読む人のことを考えていないからそういうことが起きると思います。さらに言うと、良い資料が仕事の能率を上げるという発想が無いのだと思います。
例えば紙1枚の資料と、紙5枚の資料を比較します。
印刷する人の手間。印刷機のマスターやインクの使用量、合わせて交換の頻度。説明する内容量。保管資料の厚み。
細かいことかも知れませんが、これらが五倍になっていくのです。
こういう細かいことの積み重ねが効率よく働くコツの第一歩だと思います。劇的に変わるためには、細部にこだわるべきなのです。
少し話がずれましたね。紙1枚に大切なことまとめる意識、そういった練習が必要なのではないでしょうか。
③追加資料を配りまくる
これは最近減りましたが、学校によってはまだありますね。
本来は事前に資料を担当(多くが教頭)が印刷して、事前に配布をして、各々がその資料を持っていく。
これがスタンダードかなと思います。
しかし、会議が始まってから、資料をバラバラと配り出す人がいるのです。
そうすると、資料が煩雑になり、ページ数も振っていないので、スムーズさが減少します。
最悪なのは予定にないのに、勝手に資料を配って、勝手にいろいろ喋り出す人がいます。
もう、会議の定義から大きく外れています。
④時間を意識しない
ベテランほど、教師の勤務時間にはいい加減な人が多いと思います。
はっきり言っておきたいのは、勤務時間でスパッと帰れる仕事でないのは理解をしています。しかし、勤務時間内でできるだけの仕事を終わらせる努力は全員がすべきです。
「勤務時間は、、」という発言を嫌がる人はたくさんいます。そういうのにこだわらないのがいい先生みたいな風潮すらあります。
我々は一労働者です。勤務時間で会議を終わらせましょう。
⑤ベテランばかり発言する
みなさんは職員会議で発言していますか?
私はめちゃくちゃ発言します笑
私の理想は、最前線で働いている担任がどんどん発言すべきだと思います。
担任しか分からないこと。担任しか気づいていないことはたくさんあります。
主任ばかりが発言する会議も無くしていきましょう。
さて、色々と述べてきましたが、文句ばかりではしかたないです。提案を3つしたいと思います。
①会議資料を減らす!
実は全体に関係ないことがあったりします。
例えば人権講演会の細かい時間や持ち物などは、職員会議で報告することなんてないのです。みんなが知りたいのは前の週くらいに、どう動くのか、生徒に何を持たせるか、感想は書くのか。そんなもんです笑。
事前に資料の作成を頼まれると思いますが、その時点で資料が必要ないと思ったら、思い切って提案を切ってみましょう。もしくは後日の配布で問題ありません。大事なのは思い切りです。
②私的な発言を減らす
これは自戒の念も込めています。みんなが思っていることをガンガン喋り続けたら会議は終わりません。そこで、私的な発言ではなくて、立場からの発言のみで行こうと意識してみましょう。担任としてそれは困る、主任としてそれで進めてもらいたい、その発言で進む方向性が決まってくるのではないでしょうか。
言いたいことを言わないわけではないですが、不必要に意地になることもないと考えます。
③無意味な輪番制の司会をやめる
何だかんだ司会の力量は、会議に大きく関わります。たくさんの議題があるのに、司会がこの先生か、、、私は思ってしまいます。みんなの時間を無駄にしないためにも、そこは力のある先生がその力を発揮してはいかがでしょうか。
職員会議について色々な思いを述べてきました。何かご意見等ありましたらお気軽にどうぞ。
それでは。bewon
部活について①
こんにちは
部活動については、本当に多くの意見があります。ここ最近は特にですよね。
今回は私の部活についての考えを述べたいとおもいます。
結論から言うと私の部活についての意見は
「教育効果はある。抜け駆けとズルはダメ。悪い面から目を背けない。過去を忘れよう。」
です。
教育効果があるのかどうか、エビデンスを出すのは難しいですが…生徒との関係を作る場になると感じています。
良い関係が無ければ、どんな良い授業も生徒指導も効果が期待できません。
当たり前ですが大人でも、仲良い先生の言うことは説得力があったり、素直に聞き入れたくなったりします。
教育活動において、関係性は最も重要なのではないかと感じています。
長い時間を共に過ごし、目標に向かう中で良い関係が作れることはとても期待ができます。時には担任よりも、顧問の話を素直に聞くこともあります。
しかし、もちろんうまくいかないこともたくさんあります。
初めて指導する競技であることなんてザラです。部員たちが教師のことを全く信頼してない状態もあるでしょう。
私も何度も経験があります。むしろ異動ごとに毎回違う部活に配属になります笑。そうなると生徒と良い関係を築くのにむしろ部活が逆効果になってしまうこともあるのです。
少し長くなってしまったので
「教育効果はある。抜け駆けとズルはダメ。悪い面から目を背けない。過去を忘れよう。」の
抜け駆け〜以降の話はまた後日にします笑
それでは
bewon
新学習指導要領について①
こんにちは
今年度になり新学習指導要領が冊子になって販売、または学校に置かれるようになりました。
みなさんもう目は通されましたか?私はちょくちょくって感じですが…
色々と専門書や教育雑誌で特集が組まれているので大枠は理解されている方が多いのでは、と思います。
新学習指導要領の最大のキーワードは『主体的・対話的な深い学び』です。
最初に私が言いたいのは『主体的・対話的な深い学び』ではなくて
『主体的・対話的な深い学びの視点からの授業改善』ここまでが大切だと考えています。
何より大切なのは授業が変わるということです。
今までの学習指導要領改訂は、内容の変更点に注目が集まっていましたが、今回はそうではなく授業での学び方の変更がメインです。
周りにはこんな先生がいませんか?
「そんな今までと変わんないよ」
「教え込む授業で良いんだよ。今更授業スタイル変えられないよ」
「対話的って言うけど喋るのが苦手な子どうするの?そういう生徒もいること分かってないよね」
こういう意見を聞く度に悲しくなります。
我々は常に授業を改善していかなくてはなりません。
教育は常に進化していると考えます。
例えば、単元を通じた学習課題、思考ツールの活用、ジグソー学習、ICT機器の活用など様々な方法が考えられます。
またこれらは、後に私の考えや実践を紹介できればと思います。
子どもたちが良い学びをするためにはどんな授業があるか、また考えていきたいと思います。
それでは
bewon
簡単なあいさつ
私は教師です。
このブログを始めた理由は3つあります。
①教育についての自分の考えを自分自身でまとめたい。
②教育について私以外の方と一緒に考えたり、問題提議をしたい。
③一歩でも新しい行動を始めたい。
①については、普段いろいろ思っていても、それを発表する場や機会が無いのです。実際に発表をしようとするとき、自分が本当に何を考えているかをきちんと文章で残したいと考えています。果たして自分の考えがはっきりまとまっているのか、自分の考えをきちんと文章にできるのか。ある意味①は自分自身を鍛えることが目的です。
②については、自分の考えが少しでも人のためになればと思っています。私も苦しみながら悩みながら仕事をしています。悩みやアイデアや喜びを少しでもシェアできればと考えています。
③については最近、堀江貴文や落合陽一を読んでいて、いても立ってもいられないといいうのが本音です。とにかく、このブログを最初に一歩にしたいと考えています。
このブログに書くことは
①授業について
②特別活動について
③教師の働き方について
④最近読んだ本について
⑤教育関係全般の話題
を考えています。
書き出したら変わるかもしれませんが…
まずは今年いっぱい頑張ります。
それでは
bewon